うつ病の原因って何よ? 過去を振り返る。もしかするとあなたもうつ病かも。

うつ病は、なぜ発症するのか。

うつ病になった私は、その理由を知りたくてネットを検索する。原因を知ったからといって治るわけではないのだが、あーなるほどねー、そういうことねー、と納得したいのである。

でも残念ながら、はっきりとした原因は現在のところ、まだ分かっていないという。研究者の皆さんが日夜がんばっているけど、2016年現在では、まだ解明できていないみたい。

なので原因は分からないけど、いろんなサイトで精神科の先生が書いていることを総合すると「うつ病は、さまざまな要素が重なって発症する病気」と考えられているようである。

その要素とは、脳の状態、ストレス、環境の変化、トラブル、身体的な病気、喪失感、考え方などなど、他にもいろいろある。それらのいくつかの要素が重なって、うつ病が発症してしまうらしい。

さまざまな要素の組み合わせでうつ病になる、ということは、うつ病になった人の数だけ、それぞれにオリジナルの発症理由があるということである。

ということは、私には私だけの理由があるのだ。うつ病発症が、さまざまな要素の組み合わせによるものならば、自分にどんな要素があって発病してしまったのかは、考えてみる価値がある。

なぜなら、自分次第で変えられる要素があるかもしれないからである。

もちろん中には自分ではどうにも出来ない要素もある。例えば、脳の状態とか、体の病気とか。でも全部は変えられないにしろ、変えられるところは変えておかないと、治ってもまた同じ要素の組み合わせが起こり、再発しやすくなってしまう。

一度焦って社会復帰し、速攻2ヶ月で再発してしまった私は、再発防止のためにも、ぜひともその要素を見つけて叩き潰しておきたいところである。

自分の要素を見つけるには、病気になる前の自分を省みることが必要だ。うつ病の私にとって病気前の元気な自分を思い出すのは、ひどくユウウツなことだが、少し元気のある時に過去を振り返ってみた。

そこで、私が見つけた要素は、

(1)ショックな出来事があって、喪失感を持ってしまったこと

(2)仕事に夢中になってがんばり過ぎていたこと

(3)知らず知らずのうちに人に気を使い過ぎていたこと

の3つである。

(1)の喪失感は、時間が癒してくれたので良し。(2)のがんばり過ぎは、数年かけて、がんばらないことを習得したので良し。(3)の気を使い過ぎは、今のところは人と会わないようにしているので良し。

とりあえず、3つの要素を潰した。また何か思いつくことがあったら、いちいち潰して行こう。そうやってうつ病から脱出するために、私は着々と準備を進めるのだ。

病気前を振り返ることが、考え方や生き方を見直すキッカケになる。それはきっと治療に役立つ手助けとなるはずだ。

さて、そんなうつ病を発症する原因の元となる「さまざまな要素」であるが、上に書いた通り、その要素のひとつひとつは誰もが生きていく上で普通に遭遇するような事柄だ。

そうなると、「うつ病は誰でもなる」可能性がある、とも言えるのである。

例えば仮に、あなたの中に、

脳の状態×ストレス×環境の変化×X=うつ病

という、いくつかの要素が既に組み上がっているとしよう。そこにXが埋まればもう、チェックメイトである。普段通りの生活を送っていても、Xが来たら、うつ病へのラインをアッサリ踏み越えてしまうのである。

いやー絶対そんなことはない、自分はうつ病なんかにはならないよ、そういう性格じゃないし、メンタル強いし、と思うかもしれない。

だよねー。

私もそう思っていた。でも、うつ病になった。それも重症のヤツに。

うつ病は知らないうちにやってきて、あなたの頭の中に忍び込んでくる。気づいた時にはもう、不安におののく日々が始まっている。

もし、うつ病かも?と自分に疑念を持ったら、「うつ病 診断」「うつ病 チェック」と検索すれば、たくさんチェックリストが出てくる。

当てはまる項目が多ければ、すぐに診察を受けたほうがいい。何でもなければそれに越したことはないが、もしうつ病なら、早めの対応が肝心である。

私のようにこじらせて5年もひどい目に遭わないように、軽症で済むように、今すぐ病院に予約の電話をかけよう。

↓じゃないとこんなふうになるよ。

私は40歳でうつ病を発症した。 そして5年が経った今もなお、絶賛闘病中である。 うつ病になる前の30代後半。私は自分で始めた仕事も順調で...